基本情報(Profile)
最終更新日(Last Updated)2024/07/21北村 公人
Masato KITAMURA
北村 公人
2022/04
立命館大学(Ritsumeikan University)
先端総合学術研究科(Graduate School of Core Ethics and Frontier Sciences)
| 人文学(Humanities) | 哲学(Philosophy) | 哲学・倫理学(Philosophy/Ethics)(Philosophy/Ethics) |
博士課程後期・一貫(D)
自己アピール(Appealing Points)
◆研究における主体性
私は、大学院でラカンの精神分析理論に関する研究を行う際、研究指導員である千葉雅也のアドバイスを参考にしつつも、自らテーマの選定や仮説の構築、資料の収集、学内での発表などを主体的に進めてきました。特に、思想・文学・歴史・美術・ゲーム研究など多様な分野の研究者とのコミュニケーションを重視し、研究成果を共有することで新たなヒントを得ると同時に、与えられるよう努力をしてきました。この経験から、独創的なアイデアを生み出し、自律的に研究を進める能力があると自負しています。
◆発想力の豊かさ、問題解決力の高さ
また、従来の研究とは異なる視点から問題にアプローチし、新しい仮説を立てる発想力と問題解決力を持っています。修士論文相当の博士予備論文では、「悲劇」という側面ばかりに焦点を当てられてきたラカンの精神分析理論を「喜劇」という新しい観点からアプローチし、ラカン理論の可能性を広げることに成功しました。この経験は、従来の枠組みにとらわれず新しい仮説を打ち立てる能力を示しています。
◆知識の幅・深さ、技量
大学院での学業成績と研究の進捗状況が高く評価され、複数の奨学金を受給しました。哲学、美術、文学など多岐にわたる分野に関心を持ち、それらを統合的に捉えることを心がけています。特に美術に関しては、芸術関連のメディアや団体に美術批評を寄稿するなど、知識と技量を活かした活動も行っています。
◆コミュニケーション力・リーダーシップの高さ
コミュニケーション力とリーダーシップの面では、立命館大学大学院の「フランス現代思想研究会」の代表として、異なるバックグラウンドを持つ院生と協力し、ディスカッションを通じて全員が成長できるような研究会を運営してきました。2023年度には、学外の研究者・アーティストを招聘した、公開研究会を2回開催しました。そこでは、企画立案・運営・司会を務め、フランス現代思想の多様な側面や展開を紹介し、その社会的・文化的意義について議論を深めました。公開研究会には、各回ともに外部から10名以上の聴講者が参加し、質疑応答を通じて高い評価と反響を得ました。
2024年度は、引き続き上記の院生プロジェクトの活動を継続しつつ、新たに、大阪大学人間科学研究科の院生と共同の研究プロジェクトを立ち上げ、他大学との研究のネットワークの構築を図ろうとしています。今後はこのようなコミュニケーション力を活かしながら、様々な分野の研究者が所属する、学際的な研究者のコミュニティを形成していくつもりです。
研究紹介(About my Research)
ジャック・ラカンの精神分析理論を専門とし、その現代的展開である「普通の精神病」と「普通の倒錯」という論点を念頭に置きつつ、ラカン理論を(これまでの多くの論者が着目してきた「悲劇tragédie」という観点からではなく)「喜劇comédie」という観点から再検討しています。かつ、この理論研究の美学的、芸術論的応用を試みています。
研究活動(Research Activities)
- 講演・口頭発表等(Lecture/Oral Presentation)
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2024/07/13-2024/07/14 ダンテのナルシシズム:ジャック・ラカンの『神曲』論をめぐって, 北村公人, 哲学若手研究者フォーラム 東京 概要はこちら(Description) ジャック・ラカンは、1965-1966年のセミネール『精神分析の対象』において、ダンテ・アリギエーリの『神曲』を注釈し、ダンテの特殊なナルシシズムについて議論している。本発表では、このようなラカンの『神曲』論を再検討し、ダンテが象徴的な秩序を導入するのではなく、鏡やナルシシズムの構造を突き詰めることで訪れる主体の特異な帰結を指摘する。これにより、ラカンの理論におけるナルシシズムの新たな側面を解明することを目指す。
- 所属学協会(Research Society)
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日本ラカン協会 , 2023
- 学歴(Academic Background)
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2022/04/01 立命館大学, 先端総合学術研究科, 先端総合学術研究科 2017/04/01-2021/03/31 慶應義塾大学, 経済学部, 経済学科
- 職歴(Career Background)
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2024/04/01-2027/03/31 立命館大学 立命館先進研究アカデミー RARA学生フェロー(JST次世代研究者挑戦的研究プログラム支援学生)
- MISC(MISC)
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2024/04/08 美術批評(作品評)「知原諒汰:色の測量師」
「天才アート展2024」ポスター概要はこちら(Description) NPO法人障碍者芸術推進研究機構 天才アートKYOTOにて頒布される、知原諒汰の作品ポスターに、アーティストレビューのテキストを寄せた(天才アートKYOTOで入手可能、英訳もあり)。
2023/11/17 美術批評(作品評)「ギンギラギンにわざとらしく ——新正春『絵画と金』展に寄せて」
銀座蔦屋書店「FOAM CONTEMPORARY」概要はこちら(Description) 銀座蔦屋書店「FOAM CONTEMPORARY」での新正春の個展「絵画と金」の開催に伴い、彼の作品評を執筆。タイトルは「ギンギラギンにわざとらしく」。展示空間に、鑑定書のような見た目をした「作品批評書」なるものが配置された。
- 学術貢献活動(Academic Contribution)
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2023/11/05 ドゥルーズ+ガタリのマイナー文学的戦略から問う人文知の「出口」 【第一弾:思想編】 , 立命館大学大学院先端総合学術研究科「フランス現代思想研究会」, 立命館大学 衣笠キャンパス 究論館 プレゼンテーションルーム (役割)企画立案・運営等(planning_etc), パネル司会・セッションチェア等(panel_chair_etc) 2023/11/25 ドゥルーズ+ガタリのマイナー文学的戦略から問う人文知の「出口」 【第二弾:創作編】 , 立命館大学大学院先端総合学術研究科「フランス現代思想研究会」, 立命館大学 衣笠キャンパス 究論館 プレゼンテーションルーム (役割)企画立案・運営等(planning_etc), パネル司会・セッションチェア等(panel_chair_etc)
ブログ(Blog)
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2026年5月31日(日)に京都大学 芝蘭会館 山内ホール2Fにて開催される第73回日本病跡学会総会ににて研究発表します(10時40分~11時40分)。題目は、「仏像の涙を拭う、されど湧出する涙 ―ジャ...立命館大学大学院先端総合学術研究科の紀要『Core Ethics』Vol.22に、論文「〈他者〉を我がものとする愛――ラカンによるモリエール『女房学校』論の意義――」が掲載されました。本論文は、ジャック...2025年12月15日、立命館先進研究アカデミー(RARA)の連携企画の一環として、立命館中学校の3年生(240名)を対象とした特別授業「ライスボールセミナー」にて講師を担当させていただきました。今回は...2025年11月15日と12月13日の2日間にわたり、立命館中学校・高等学校の探究プログラム「サタデーボックス」にて、講師を担当させていただきました。当日は、アシスタントとして大阪大学の田中佑樹(大阪大...立命館大学大学院先端総合学術研究科「フランス現代思想研究会」にて、講演会『文学は未来をどう創造するか ――来るべき書物と生成AI』が、2026年1月25日(日)に開催されます。講師として樋口恭介さん(S...